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週刊ブログBIZ 学習する塗装工場

商売の前提条件


某社さまにて
標準の塗装仕様を決める。

そんなお手伝い。

第一回目の打ち合わせには、
設計、品質保証、そして資材の方々が参加。

塗料にくわしい人も
そうでない人も参加するので、
半分は「授業」のような打ち合わせをおこないたい。
ついては、

「事前に何か準備しておくことはありますか?」

ということだったので、
ホワイトボードの利用だけを許可いただいた。

時間は60分少々。
決して長くはない。むしろ、短いくらい。

この状況で、
いきなり塗料メーカーの資料やらカタログやら
仕様書を一方的に配布しても
いくつかの「?」が飛び交い、
時間だけが過ぎていくにちがいない。

で、何を準備したか。

何も準備しなかった。

ただ、いちばん時間をかけて考えたことは、

どんな「一覧表」をつくれば、
参加者全員が
意識を途切れさせずに
討議に参加できるだろうかということ。

「一覧表」のタイトルと、
縦軸と
横軸の
それぞれの項目をどうするか。

ひたすら、これだけを考えた。

当日は
ホワイトボードに
考えていた「一覧表」を書き記す。

空欄を埋めていく度に、
具体的な質問と
建設的な意見とが程よくブレンドされ、

時計の長針が一回りする頃には
ひとつの結論と
次回のセカンド・テーマが決まっていた。

じつは、これ、過去の苦い経験からきている。

昔は、先方の聞きたいこと、ではなくて、
自分が知っていることだけを得々と語っていた。

「ありがとうございました。参考になりました」

そんな声に後押しされながら、
ただでさえ専門的なことを
ここぞとばかりに専門的に語り、
役立っているとばかり思っていた。

「ありがとうございました。参考になりました」

感謝のことばとはウラハラに
お金(商売)のにおいが
消え去っていることにも気がつかずに・・・・。

見て欲しい資料を
他人は見ない。

聞いて欲しい情報を
他人は聞かない。

打ち明けて欲しいことを
他人は話さない。

冷静になれば、
そんなあたりまえのことを「前提条件」にしたときから
対話がはじまる。

ビジネスが起動する。

もう同じ過ちは繰り返さない。

★★★★★★★

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またしても胸騒ぎ


ホームページから
お問い合わせいただく企業の方々は

急いでいらっしゃる場合が多い。

それはそう。

何か目的があって
必要に迫られて検索しているのだから
「いますぐ」になるのも
当然と云えば当然。

迅速に動けば、
結果も速い。

なかには、
こちらがまったく意図していない、
予想もしていなかったご要望が
舞い込む場合がある。

同業者からのPRである。
「売り込み」である。

関西圏はもちろん、
それ以外の
かなり遠方からのメールもあった。

メンバー一同、
さすがにこれには驚いた。

こちらとしては
丁重にお断りするしか手はないのだけれど、

市場では
一体なにがおこっているのだろう。
委縮する市場の惨状を
想像するのはたやすいけれど

このことは
視えない部分で、
なにかを教えてくれているにちがいない。

塗装。塗装工事。塗料の製造。塗料の販売
塗装の機械と設備

冷静になって業界を見渡すと、
どの
基本は、自ら需要を喚起しているわけではない。

あくまでも受託。あくまでも素材の提供。
用途開発。

おそらくココ。

ココが最大のネックであり、
そして商機。

可能性は無尽蔵。

★★★★★★★

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胸騒ぎ


またしても社員総会が延期。

メンバー全員が集まらないと
意味がない。

なので、延期を繰り返してきたのだが、
昨年12月の、
当初の予定が、
このままだと3月開催になる。

多忙を極める仕事(拠点)もあれば、
空転する仕事(拠点)もあり、
種まきと呼ぶには余りにも忍耐を要する
「新規開拓」という
仕事もある。

別の見方をすれば、
拠点間で
仕事の質と
その波長が
異なってきているのはたしか。

かってないほど
そのかい離は烈しい。

なんだか胸騒ぎがして
いまさらながら
お客さま訪問をつづけていると
思うところがある。
考えることがいっぱいある。

さながら
感じ、思い、考えるために
お客さまを訪問しているといってもいいくらい。

いまはまだ、
このとるに足りない胸騒ぎが
何を意味するかまでは定かではないけれど、

塗料や塗装に求められていることは
地殻変動のように
変わりつつあるのだろうなと思う。

目の前の需要が
きれいさっぱり消えてなくなる日は近いのか。
遠いのか。

同時に
あたらしい需要が
背後にポッカリ
横たわっている日は近いのか。遠いのか。

お客さま訪問で
胸騒ぎの正体を明らかにすること。

社員総会の延期は
もしかして
「予定通り」だったのかもしれないな。

★★★★★★★

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そして会社は学校になる

前回のブログで
2010年以降、企業の学校化が加速するという
予測のお話をしたところ、
次のようなご質問があった。

国内のモノづくりが海外へアウトソースされると、
なぜ、日本国内では
「企業の学校化」が進むのか?

たしかに
この「なぜ」に対する説明が欠けていた。

以下はその補足。

そもそも
製造と販売が
セットで海外へ移転される最大の理由は
コスト。

一にも二にも、コスト。
しかも、「高品質」あってのコスト。

おそらく
コストの差は
当面の間、
国内と
海外との「人件費ギャップ」で埋められるはず。

ただ、品質ギャップを埋めるには
以前ほど
極端な差は解消されつつあるとはいえ、
まだ少し時間を要するだろう。

このための指導員が不足しているのだ。

事実、往年の技術者が
「指導員」として
海外へ派遣されている。

「技術を身につけている」
ということと、
「技術を伝える・教える」は別。

その「質」が問題になっているらしいが、
一方で

首尾よく
継承できたとしても、
二つの問題が横たわる。

ひとつは
せっかく養成した人材が
流出してしまうリスク。

そして
もうひとつは、
カリキュラムの問題。

通常の「座学 + 実習」では
数少ない成績優秀者は養成できても
チーム全体を
底上げすることはむずかしい。

国民性の違いを踏まえた上で
すべての礎(いしずえ)となる
「動機付け」がなされていないからだ。

こうなると
「教育」を越えて
「組織のマネージメント」にまで及ぶ
あたらしい人材養成のコンセプトは必須。

と、こうしている間にも
「質」はともかく
「指導員」の海外派遣の要望は
あとを絶たない。

問題は
この世代が
指導員としての役割を
次世代へ譲るときのこと。

技術と
求められるスキルを理解し、
その上で
教えるための学習を積み、
組織のマネージメントにまで携わることのできる人材は、
さて
どこにいるのか。

見当たらないのであれば、

育てるための人材こそ
最初に育てなくてはならない。

そのような人材が
生まれる「環境」は用意されているのだろうか。

用意するとして
従来からのカリキュラムで事足りるのだろうか?

このことにいち早く気がついた順番で
企業の学校化は
加速していくと思う・・・・

★★★★★★★

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人材養成の末来設計図


製造拠点を
海外へ移転する動きは
いまにはじまったことではないけれど

2010年を境に
一段と加速する。

いままでの主力製品を
海外で製造し、
そして販売する
「脱・国内製販」の動き。

製造部門と
一部の営業部門を
海外へアウトソースするワケだから

国内には
縮小された製造現場と
ちいさな本社が残る。

「製造派遣の原則禁止」は
この動きに拍車をかけるだろう。

では、
国内の
限られた製造現場と
ちいさな本社ではなにがはじまるのか。

「教育」がはじまる。
「養成」がはじまる。
「実習」がはじまる。

「企業の学校化」が
本格的に進むと思う。

だとすれば、

塗装という
製造現場に視線を投げ返したとき、
3つの問いが頭をよぎる。

星の数ほどある生産技術の中から
なぜ、
「塗装」という技能を選ぶのか?
選んだのか?

そんな根源的な問いを
はたして
わたしたちは発することができるだろうか?

そして
その問いに応えるだけの準備は
できているだろうか?

チャンスは
心構えのある人を好む。
偶然は
準備の整った実験室を好む。


目の前の塗装工場が
「人材養成のトレーニングセンター」になる日は
そう遠くはないはず


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