FC2ブログ

週刊ブログBIZ 学習する塗装工場

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【改訂】もれなく考える技術 


別のブログでも紹介したおすすめ本。

ワンランク上の問題解決の技術

著者ご本人が「情熱大陸」に出演したところ、
アマゾンでの売れ行きが急上昇。

総合トップに躍り出たそうな。

初版は2008年の7月。

出版されて即、購入。

一読して目を開かれ、
本書の中でも紹介されている「問題発見の手法」を
一部脚色して、
自社の会議に活用させてもらった記憶がある。

塗装の現場で起こるさまざまな問題にたいしても
この手法は、とても有効。

とくに「対象をパーツに分解する」と
分解したパーツを名詞+他動詞で表現する

これだけでも使わない手はない。

以下、ひとつの実例。

板厚2.3と4.5の鋼材が組み合わさった製品。
指定はメラミンの焼付塗装。

担当者の判断で
任意の焼付温度に設定し、
一定の時間、
縦型乾燥炉で焼付をおこなったところ、
泡が吹いてしまった。

さて、原因は?

という問題。
まず、対象の分解。

1)
板厚は
「2.3」と「4.5」に分解。

2)
鋼材を
その「種類」に分解。

3)
メラミンはメラミンでも、
どのタイプ(品種)のメラミンかを分解。

4)
希釈を
「溶剤の種類」と「希釈率(量)」に分解。

5)
塗装方法を
「塗装機」と「その詳細」に分解。

6)
塗装中を
「吐出量」と「塗着想定量」に分解。

7)
塗着想定量を
「固形分」と「残存溶剤」に分解。

8)
塗料の所定焼付温度を
「焼付許容範囲」の「内」と「外」に分解。

9)
「焼付温度」を「炉内の雰囲気温度」と
「対物温度」に分解。

10)
焼付時間を
「昇温時間」と「所定温度に達してからの時間」に分解。

11)
乾燥炉内の状況を
「物量」と「その空間分布」に分解。

12)
乾燥炉内の熱風を
「風速分布」と「循環サイクル」に分解。

13)
乾燥上がりを
「膜厚」と「硬度」と「肌」と「色・艶」に分解。

14)
「泡」を
「溶剤」と「気泡」と「エアー噛み」に分解。

というように
この場合、おおよそ14の対象を

「すべて」「もれなく」

分解する。

この段階で「もれ」があると、
そこに問題が潜んでいた場合、
はなから視野に入っていなかったということが往々にして起こる。

次に、分解した要素をロジックツリーにまとめ、
それぞれのプロセスで予測される「動作」と
「機能」と
「影響」を列挙する。

(この部分は文章で書いてもピンとこない。
じっさいに付箋を使って書き出してみるのが一番。

私もやってみたけれど、参加者は7、8名くらいが丁度いい。
注意深く進めていくと、
時間はかかるけれど、参加者の方々の納得感は高い)

それにしても、
とくに工業系塗装の場合、
犯人さがしは難航を極めることが多い。

容疑者が多すぎるし、被害者との関係性も
濃淡がありすぎる。

だから、ついつい
個人の経験にたよってしまうことになるのだが、

どうせたよるなら、
チーム全員の考えるチカラにたよりたいもの。

そんなときのワンランク上の問題解決の技術

ご一読あれ。

★★★★★★★

お知らせです。

2010年3月12日(金)現在、

当初、投稿を開始した「FC2」から
「アメーバーブログ」へと
全原稿の「お引越し」を完了
しております。

いままで両方のブログに
併行して
投稿してきましたが、

2010年の3月いっぱいで、

アメーバーブログに1本化しますので、
お手数ですが、いまのうちに
再登録のほどよろしくお願いいたします。

あたらしいブログのアドレスはこちら。
↓   ↓   ↓   ↓   ↓
http://ameblo.jp/ogawaindustry

もうひとつの連載ブログ、
製造業の塗装用語」もあわせてご愛読ください。
↓   ↓   ↓   ↓   ↓
http://ameblo.jp/toso-ukeoi/


-- オガワ産業株式会社----------

すべては「塗装」のために
だからこそ「塗装環境」のために
いま、わたしたちにできること
  ↓  ↓  ↓
オガワ産業公式サイト

-------------------------------------------
スポンサーサイト

 | HOME | 

FC2Ad

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。